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プロポリスができるまで
プロポリスの採取
グリーンプロポリスはブラジルミナス州の標高800m以上の高地で採取されます。ミツバチ達に刺されないように、完全防備で巣箱が設置されている場所に向かいます。環境汚染に影響されないように周囲には牧場しかない豊かな大自然の中でミツバチ達によって作られています。周囲にはグリーンプロポリスの原料となるバッカリス(アレクリン)が自生していて、ミツバチ達がこのバッカリスから新芽を集めて自らの泌物パロチンや花粉等を嚙み砕きグリーンプロポリスを作り出します。
アレクリンという植物に由来するプロポリスは品質が高いことで知られていますが、ブラジルには400種類以上もあります。アレクリンの中でもバッカリス種(学名:Baceharis Dracun Culifolia系)という広大なブラジルの一部にしか自生していないのものがグリーンプロポリスの原料になります。バッカリス由来のグリーンプロポリスが一番品質や成分が高く、優れていることが知られています。
グリーンプロポリスはブラジル寺尾養蜂社代表の寺尾貞亮が1988年、ブラジルフォルミーガ地方で発見しました。
プロポリスを採取する時にはミツバチ達が興奮しないように、おとなしくさせる必要があります。燻煙器という道具に火をつけた麻袋やワラなどを入れて、空気を送り込んで煙を吹き付けることでミツバチ達をおとなしくさせます。写真は当社ブラジル寺尾養蜂社代表の寺尾貞亮です。
ミツバチ達がおとなしくなったところで、やっとプロポリスの採取作業に入ります。ナイフやカッターを使って、巣箱の入り口のプロポリスを採取していきます。形が崩れたりちぎれたりすると商品価値が下がるので、慎重に取り外していきます。
採取した後はミツバチ達が隙間を埋めるために、またプロポリスを作り始めます。人間の健康に役立つ高品質なプロポリスを、一生懸命に作ってくれているミツバチ達に感謝です!
採取後の高品質なグリーンプロポリスです。きれいな緑色をしています。
人工的に作ることができず、自然のままミツバチ達が作るものなので、これだけの採取量でもかなり貴重で高価なものです。樹脂状で、ゴムのような弾力があります。
プロポリスの選別
集めたプロポリスを大きさ・色などの規定に従って等級・品質別に選別します。この作業はとても重要で細かいので『原塊品質選別士』として熟練が必要です。彼女も21年勤続の大ベテランです。もちろん葉っぱやゴミなどもきれいに取り除き、等級別に分けられます。
等級別に選別されたプロポリス原塊(原料)は、鮮度や品質を保つために冷凍庫(-15℃〜-20℃)で保管されます。
プロポリスの原塊自体を世界各国に輸出するまで、または自社製品を製造するための浸け込み作業をするまではこの冷凍庫で保管されています。
プロポリスの熟成
プロポリス原塊を穀物(無農薬トウモロコシ)エタノールに浸け込み、数年間浸け込んで長期熟成させます。1ヶ月程度の浸け込みで製品にした方が回転が速い為に利益率は上がりますが、数年間熟成させたほうが有効成分も余すところなく抽出できて高品質になると考えていますので、ブラジル寺尾養蜂社では長期熟成プロポリスにこだわりを持って作っています。その結果は、有効成分の分析結果を見れば明らかです。もちろん、代表の寺尾貞亮自らが責任を持って工程・品質の細部に至るまでチェック・管理をしています。
プロポリスの検査
原液を抜取り、サンプリング分析・検査をします。
プロポリスエキス(原液)が商品になるまでに何度も検査やチェックが繰り返され、安全で品質の高い原液エキスのみがお客様のもとに届けられます。
当然ですが、プロポリスが製造されている工場は、ブラジル連邦政府農務省の厳しい認可(S.I.F_No.1265)を取得しています。タイル張り、手洗い場の設置、衛生環境の徹底などの厳しい基準があり、この認可を受けた工場から出荷された製品のみが、ブラジル連邦政府品質保証認定【S.I.F】認定マークを付けることができます。
海外出荷
数年の時を経て、熟成された高品質グリーンプロポリスが製品別に丁寧に梱包されて、世界中に出荷されていきます。
日本の皆様の手元に届くのは、数週間〜数ヶ月後になります。
「プロポリスならグリーンプロポリス発見者が作るブラジル寺尾養蜂プロポリス」
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