様々な栄養素が含まれるプロポリスは、ミツバチによって作られています。ハチミツもプロポリスと同様、ミツバチによって作られているのですが、その違いをご存知でしょうか。こちらではプロポリスとハチミツの違いをご紹介いたします。

プロポリスとハチミツとの違いで挙がるのは、まず、素材と活用方法です。プロポリスは木の芽や樹皮から集めた樹液・花粉を素材とし、ミツバチの唾液内にある酵素や蜜蝋が合わさり作られます。

できあがったプロポリスの活用方法は、巣に塗って入り口を狭めて、他の生物の侵入を防ぐために使用されます。また、殺菌作用のあるプロポリスを身体や巣に塗ることで、微生物の繁殖防止と衛生面を保っているのです。

一方、ハチミツはというと、植物に含まれる花蜜（ショ糖）を素材とし、ミツバチが持つ酸素の働きで作られます。酸素の働きで花蜜がブドウ糖と果糖に変化し、羽ばたきによって水分が飛ばされて濃縮したものがハチミツです。ハチミツは巣内に蓄えられて、ミツバチの保存食となります。

プロポリスの見た目は、粘り気のある黒色です。松ヤニのような香りで、苦味や辛味が特徴的です。

牛乳・コーヒー・ハーブティーなどの飲み物、または料理に混ぜて活用できます。ハチミツは半透明な黄金色をしており、粘り気があります。

ミツバチが集めてくる花蜜の種類によって、多少風味は異なりますが、コクと甘さが特徴的です。レモン汁で割ったり、お菓子や料理に使用したりできます。

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